26 3月 巡回ビルの未来
こんにちは。企画営業部のY.Nです。 久しぶりのブログです。(私自身はサボりまくって初投稿です。) 私は前職で巡回管理ビルの担当をしておりましたので、これをテーマに書いてみます。 巡回ビルは延床10,000㎡程度までの中小ビルが多く、基本的には現地に管理人がおらず担当者が複数物件を掛け持ちします。 前職の会社では1人あたり6~10物件程度を担当しておりましたが、これは業界でも珍しく少ない方です。 実際に聞いた話によると某大手管理会社で15物件、よりハードな会社だと25物件担当という会社もあるようです。 (ここまでくるとクレームに全く動じない鋼のハートが必要になると思います。) 巡回物件の特徴は、「とにかくやることが多い!」に尽きると思います。 当然、「オーナー」も「PM会社」も「月次報告書」も「検針」も「法定点検」も「契約書」も物件の数だけある訳です。 さらには「顧客の癖」、「物件の癖」といったバリュエーションも様々です。 (それぞれの詳細・苦悩については別の機会に書こうと思います。) そして、常駐管理と違って「ちょっとしたことでもすぐに現場へ行けない」、「全部自分でやらなければならない」、 「小規模なので設備・システムが導入されていない」という苦悩もあります。 そんな中、最近ではビル管理業界にも徐々にテクノロジーが導入されつつあります。 日々、ロボット掃除機やロボット警備員などのリリースを目にしますが、これらを見るたびに思うことがあります。 確かに常駐物件でロボット掃除機を入れれば清掃員を30人から10人へ「省人化」できるかもしれない。 でも、巡回物件で1人を0人にすることは出来るのか?遠隔操作が出来たとして果たして効率的なのか? そもそもコストを捻出できるのか?導入するメリットがあるのか?巡回ビルが救われる日はくるのか? 果たして巡回ビルは取り残されてしまうのでしょうか。 管理が行き届いていないビルで働く位なら、自宅でテレワークした方が良いかもしれません。 テレワークが進んだら田舎回帰が活発になり、そもそも都心にビルが必要なくなるかもしれません。 現状、巡回ビルに対する現実的な解決策はIoT、AIの活用による担当者業務の「省力化」ではないでしょうか。 弊社の「kensAin」はAIを用いてメーター検針業務を省力化するアプリケーションです。 この製品には巡回物件の担当者を救いたいという想いが大いに込められています。 そして、実際に検針をやっていた人が作っている、かゆいところに手が届くサービスです。 是非、kensAinの導入で巡回ビルに新しい風を!もちろん常駐物件での導入も大歓迎です! それでは、ご連絡お待ちしております! ...