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  こんにちは。企画営業部のY.Nです。 久しぶりのブログです。(私自身はサボりまくって初投稿です。) 私は前職で巡回管理ビルの担当をしておりましたので、これをテーマに書いてみます。   巡回ビルは延床10,000㎡程度までの中小ビルが多く、基本的には現地に管理人がおらず担当者が複数物件を掛け持ちします。 前職の会社では1人あたり6~10物件程度を担当しておりましたが、これは業界でも珍しく少ない方です。 実際に聞いた話によると某大手管理会社で15物件、よりハードな会社だと25物件担当という会社もあるようです。 (ここまでくるとクレームに全く動じない鋼のハートが必要になると思います。)   巡回物件の特徴は、「とにかくやることが多い!」に尽きると思います。 当然、「オーナー」も「PM会社」も「月次報告書」も「検針」も「法定点検」も「契約書」も物件の数だけある訳です。 さらには「顧客の癖」、「物件の癖」といったバリュエーションも様々です。 (それぞれの詳細・苦悩については別の機会に書こうと思います。)   そして、常駐管理と違って「ちょっとしたことでもすぐに現場へ行けない」、「全部自分でやらなければならない」、 「小規模なので設備・システムが導入されていない」という苦悩もあります。   そんな中、最近ではビル管理業界にも徐々にテクノロジーが導入されつつあります。 日々、ロボット掃除機やロボット警備員などのリリースを目にしますが、これらを見るたびに思うことがあります。   確かに常駐物件でロボット掃除機を入れれば清掃員を30人から10人へ「省人化」できるかもしれない。 でも、巡回物件で1人を0人にすることは出来るのか?遠隔操作が出来たとして果たして効率的なのか? そもそもコストを捻出できるのか?導入するメリットがあるのか?巡回ビルが救われる日はくるのか?   果たして巡回ビルは取り残されてしまうのでしょうか。 管理が行き届いていないビルで働く位なら、自宅でテレワークした方が良いかもしれません。 テレワークが進んだら田舎回帰が活発になり、そもそも都心にビルが必要なくなるかもしれません。   現状、巡回ビルに対する現実的な解決策はIoT、AIの活用による担当者業務の「省力化」ではないでしょうか。 弊社の「kensAin」はAIを用いてメーター検針業務を省力化するアプリケーションです。 この製品には巡回物件の担当者を救いたいという想いが大いに込められています。 そして、実際に検針をやっていた人が作っている、かゆいところに手が届くサービスです。 是非、kensAinの導入で巡回ビルに新しい風を!もちろん常駐物件での導入も大歓迎です!   それでは、ご連絡お待ちしております!      ...

システム開発部のY.Mです。 本日は、キャッシュレス決済をテーマに話をしたいと思います。 現在、日本のキャッシュレス決済の利用率は他国に比べ利用率が低く、決済全体の2割に留まっているそうです。 私自身、昨年からID、QUICPay等のキャッシュレス決済を利用し始めているのですが、便利すぎてもう現金を持ち歩く生活には戻れません。 使い始めこそ、財布を手放せずにおりましたが、現在では少しコンビニで買い物をする程度であれば、財布を持たずスマホだけを持ち、買い物へ出掛けてしまいます。 経済産業省が2025年までに日本のキャッシュレス決済利用率を40%にするという目標を掲げている事から、キャッシュレス決済の導入は更に増えて行くと思われます。 キャッシュレス決済が当たり前になっている国からの訪日客は増え続けていますし、キャッシュレス化の普及で消費の拡大にも繋がると思います。 又、法人で小口精算等で使用している、会計ソフトもキャッシュレス対応した物を導入する事が出来れば、領収書を並べ比べるアナログだった業務の労力軽減と精算ミス防止につながると思うので、大幅な業務効率化へ繋がります。私が以前勤めていた企業もそうですが、キャッシュレス対応していない会計ソフトを使用している企業は、交通費だけでも早くキャッシュレス対応してほしいものですね。便利なキャッシュレス決済、今後の更なる普及に期待です。 有限会社セントラル・ビル・サービス...

こんにちは。 システム開発部のT,Kです。 本日は、先月に認定取得したISO27001・27017についてお話させて頂きます。 ISO27001とは、情報セキュリティマネジメントシステム(Information Security Management System 以降ISMS)を構築・運用していく国際規格となっております。 個人情報だけでなく、開発情報や財務情報など、その組織にとって価値のある情報のセキュリティを実現するための仕組みとなります。 一般的には、プライバシーマーク(以降Pマーク)がよく知られていますが、Pマークはコンプライアンス(法令順守)が基本となっているのに比べ ISMSは、取得会社の企業コンプライアンスに沿った基準を構築できる面を持っています。 もちろん、お客様や従業員の個人情報などの情報セキュリティーを守る意味では、どちらとも基準を満たしていないと取得は出来ません。 尚、ISO27017については上記ISMSに属する、クラウドサービスに関する情報セキュリティーやサーバー構築について規定を設け 管理・運営を行う規格となっております。 弊社では、お客様の顧客情報をセキュアに保つ目的として取得を行いましたが、その側面には会社と従業員を情報社会から守る目的も多く含まれております。 取得は安易なことではありませんでしたが、これからは継続した運営を行えるよう努めます。   有限会社セントラル・ビル・サービス...

システム開発部のY.Mです。 今回は、ビル管理業界のAIの動向について話をさせて頂きます。 地下街にてAI空調を導入したとのニュースを拝見しました。導入をした事で利用客の快適な温度環境の実現と大幅な電力量削減に成功したとの内容でした。 今までの空調管理と言えば、異常な温度検知をセンサーにて検知あるいは、暑い・寒いのクレームを利用者から受け、温度・風量・風向を変更する等の対応を「人」が行っておりましたが、今は「AI」が通行量と温度を確認判断し、温度調節する時代となりました。相当数のカメラやセンサーを駆使して通行量と温度を検知しているのだと思うので、導入コストはとても大きいと考えられますし、人によって暑い・寒いの体感温度は違うわけで、完全な快適環境の実現、他施設での採用普及にはまだまだ時間は掛かるとは思いますが、今回の導入は非常に大きい一歩だと感じています。 今後は空調だけでなく、他設備たとえば照明関係であったり水道関係でも、どの部分でAIが採用されるかはわかりませんが、今後AIの活用が見出され、自動化が進んで行く事は間違いないでしょう。私もシステム開発部としてビル管理のAI活用に携わって行きたいと思い、今後もビル管理業界の動向をチェックしていきます。 有限会社セントラル・ビル・サービス...

どうも、システム開発部のT.Kです。 本日は、弊社に新たに導入された設備の紹介を致します。 NVIDIA製 DGX-Station こちらの製品は、オフィス向けに設計された最先端の AI 技術を搭載した世界初の個人向けスーパーコンピューターです。 NVIDIA GPU Cloud Deep Learning Stack を基盤としており、自分の机で実験しその作業を DGX Systems やクラウドに拡張できる製品となります。 AIシステムのトレーニングや、高性能なディープラーニングに特化した製品となっており 弊社は、初期開発として画像認証(文字認証)からスタートしております。 画像認証や文字認証は、AIモデルとしては初歩的な開発ですが、AIモデルを自社保有しているか否かでは、今後の発展に大きく影響すると考えております。 例えば、RPA(仮想知的労働者)システムの開発には必須であり、新聞やレポートの大量文字数のデータ化や異国語の翻訳など、まだまだ活躍の場は多く存在します。 また、今後はクラウドAIではなくエッジAIの開発にも力を入れていきたいものですね。 「今までになかったもの」「もっともっと面白いもの」「あったらいいな」を念頭に、この製品をフル稼働させていきます。   有限会社セントラル・ビル・サービス...